アルファ線(α) | ウラン235の核内から放出されたアルファ線は強いプラスの電荷を帯びており、肺に吸い込むと肺の細胞を破壊してガン細胞の要因となります。 |
ベータ線(β) | 核分裂したウラン235から分裂した放射線物質は、ベータ線という強いエネルギーを持っており、放射線物質が皮膚に付着すると皮膚を焼き、放射線特有のヤケドを引き起こします。さらに放射線が人体に入り込むと細胞を侵すことになり深刻な被害をもたらします。 |
ガンマ線(γ) | アルファ線やベータ線を放出した直後の核は、まだ十分なエネルギーをを持っているため、更にエネルギーを放出します。これがガンマ線であり、人体の細胞に大きな影響力を及ぼすため、がん細胞や染色体異常を発生させます。 |
中性子線 | 原子力発電の原子炉内には核分裂から発生した中性子が飛び回っており、人体に接触すると人体の核に中性子線が飛び込み、ベータ線やガンマ線を放出することになります。 |